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ワイヤレスマイクの豆知識

ワイヤレスマイク・ワイヤレスポータブルアンプは大変便利な機材です。ただ、便利なため万能だと勘違いしがちです。

1. 意外とトラブルがあるポータブルワイヤレスアンプ・ワイヤレスマイク

ワイヤレスポータブルアンプとワイヤレスマイクはレンタルしていただく機会が増えています。ワイヤレスマイクは有線マイクのように線を気にせずに動くことができて大変便利です。展示会や研修会ではビンマイクやヘッドセットなどで両手を自由に使えて便利です。
実際にワイヤレスの機材に携わって、便利さゆえに思い込みで混信したり、知識がないために困惑したり、現場で使用を禁じられたりすることもありました。
これからワイヤレスマイクを使用される方々に豆知識として知ってもらいたいポイントを豆知識としてお知らせします。

2. ワイヤレスマイクの周波数帯

2-1. 一般的なワイヤレス

B帯(800MHz帯)

一般的によく使用されているのが800MHz帯のワイヤレスマイクです。免許も不要で音質もOk。
ホテルや小型のホール、研修会場、学校などで広く使用されている安定した周波数帯です。
レンタル機材、音響屋さんマスコミ(報道記者)で使用されるワイヤレスマイクの周波数帯です。
多くの機材も出回っており、その為、混信によるシステムの崩壊(使用不能事故)が発生することがあります。(※注意1)
仮設(ポータブルアンプなどでの受信)の場合、同じ場所で使用できるワイヤレスマイクの本数は6本までです。
ホテルやホールでは既存のワイヤレス設備と一緒に使用する場合でも合計で6本までと考えてください。

ワイヤレスマイクの周波数は下記のグループで割り振ってください。
B1グループは既存のホール・学校・ホテルで使われています。


(既設の施設機材では30本まで使用できるように調整されています。仮設の機材は5・6本までと考えましょう。)

C帯(300MHz帯)

300MHzの周波数帯は工場案内や通訳などワイヤレスガイドシステムで使用されています。
機材の価格も安価ですが、音質もA帯・B帯に比べて劣ります。電波の受信範囲も20m程度になります。
同じ場所での使用できるワイヤレスマイクの本数は5本までです。条件によって雑音が多くなります。

赤外線

カラオケボックスなど小規模の壁のある会場で使用されます。
音質は非常にきれいです。
電波と違って近くの部屋でも混信することは皆無です。
外部で受信される心配がありません。
光での通信になるので壁の色が黒いと受信できないことがあります。
屋外での使用はできません。一般の学校の教室程度の会場用です、天井高3mまでとしてください。

2-2. 業務用

A帯

無線免許が必要です。放送局やホールでの使用に限定されています。機材の価格も高額ですので保有する業者も大切に扱っています。そのため、一般へのレンタルの機材は存在しません。

3. ワイヤレスマイクは3種類

ハンドマイク(棒マイク)

 一般的なハンドマイクです。ワイヤレスマイクは通常の有線マイクと比べてハンド部分は中に回路と電池が内蔵されるため太くなります。電池は単三が1本です。
(必ず、電池は1本を予備で持ちましょう。:テストしてONのままにして本番で使えないなんてことが本当にあります。)

タイピンマイク

ネクタイ(襟元)にの位置に小型のマイクを、クリップで取り付けるピンマイクは細いケーブルでベルトに装着した送信機とつないで使用します。両手が使えて便利ですが、口元とマイクの位置が離れているので、音量調整が難しいのが難点です。

ヘッドセット

調理のデモンストレーション販売やインストラクターが使用するヘッドセットです。ピンマイクのようにベルトには発信機を装着して接続します。ピンマイクよりも口元に近くなるので声が拾いやすくなりおすすめです。ただ、ハンドマイクやタイピンマイクに比べてレンタル代が割高です。

4. レンタルでのワイヤレスマイクの(落とし穴)注意点

ワイヤレスマイクは電波や赤外線を使用しているので、混信が起きやすく、主催者が管理できない他の機材からの影響で使用できなくなることがあります。そのために事前に確認調査が必要です。

  • ・近隣でワイヤレスマイクを使用していないか?報道関係の取材がないか?近隣でワイヤレスマイクを使用していないか?報道関係の取材がないか?

こんな場所では事前に使用許可を取りましょう。


ブース(小間)出店が多い展示会では、隣接してワイヤレスマイクを使用する場面もあります。同じ周波数帯ですと混信したり使用できなくなることがあります。使用できるワイヤレスマイクの本数も制限があるので注意してください。
(周波数帯でチャンネルの指定を受けて小間での使用をしましょう。)


特に会場でのステージ場面や出し物でワイヤレスマイクを使用することもあるので主催者や会場へ音響の使用とワイヤレスマイクの事前使用許可を取ることをおすすめします。
また、予備で有線マイクで音が出るようにしておくと安心です。

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